うすいえんどう大辞典

うすいえんどう大辞典
うすいえんどう(紀州うすい)
名称 うすいえんどう(紀州うすい)
分類 マメ科エンドウ属
主な産地 和歌山県
種まき時期 11月~12月
収穫時期 3月~6月

うすいえんどうの特徴としては、実が大きく繊細な甘みがあり、ほくほくとした食感が特徴。グリーンピースと比べて皮が薄く青臭さも少ない。

うすい豆農家からのご購入はこちら(4月~5月)

うすいえんどうとは?

えんどう豆の一種で、莢(さや)を取って中の未成熟の実を食べる「実えんどう」です。一般的にグリーンピースと呼ばれている種類ですが、冷凍物や缶詰等とは違い、春の旬野菜として関西では親しまれてる食材です。和歌山県の特産品で、中でも日高地方が一大産地となっています。関東方面にはあまり出回らず、主に関西地域で流通消費されています。

うすいえんどうの食べ方・調理方法

豆ご飯や卵とじ、かきあげ等。中でも、うすいえんどうを使った豆ご飯は、関西地域で古くから馴染みのある料理として人気があります。

えんどう豆の栄養

うすいえんどうをはじめ、豆類には良質のたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は人間の筋肉や血液を作るための重要な栄養素で、元気な丈夫な体を作る基礎になります。 豆類の中でも、えんどう豆は炭水化物を多く含み、カロテン、ビタミンB1・B2・B6、食物繊維、カリウム、鉄分、葉酸など、多くの栄養素が豊富に含まれています。

紀州うすいの誕生

明治時代にアメリカから入ってきた実えんどうが、大阪府羽曳野市碓井(おおさかふ はびきのし うすい)で、栽培されたのがうすいえんどうの名前の由来になっています。 より栽培に適していた和歌山県での栽培が盛んになり、従来のうすいえんどうより多収で良品種な「きしゅううすい」、そのきしゅううすいと、きぬさやの一種である美笹を交配した「紀の輝」、極早生の「矢田早生」、和歌山県で生産されているこれら3種総称して「紀州うすい」と呼び、平成18年に地域団体商標に認定されています。

うすいえんどうの日

5月4日の緑の日はうすいえんどうの日。和歌山県では記念日に合わせて豆むき大会等のイベントを開催しています。

えんどう豆の歴史

えんどう豆の歴史は古く、紀元前約7000年頃の古代オリエントで穀類と共に栽培が始まったとされています。そら豆やレンズ豆等もこの地域が発祥です。その後、ヨーロッパ各地に広まり、西暦約900年頃に遣唐使によって中国から日本に伝わったとされています。

古代エジプトの王「ツタンカーメン」の墓は、1922年にイギリスの考古学者ハワード・カーター氏によって、が発見されました。 発掘された副葬品の中には、宝石や装飾品の他に穀物などの食物もあり、えんどう豆もあったとされています。 ツタンカーメンえんどう 埋葬から発掘まで、3000年以上経っていたにもかかわらず、発見されたえんどう豆の発芽に成功したと言う説もあり、現在でも「ツタンカーメンえんどう」として栽培されています。実えんどうの一種で、綺麗な赤紫の花が咲き、莢(さや)が濃い赤紫をしているのが特徴です。